
世界最大の携帯電話機メーカー、フィンランドのノキアは22日、多機能携帯電話機(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」が同社の保有する10個の特許を侵害しているとして、製造元の米アップルを米デラウェア州の連邦地方裁判所に提訴したと発表した。
英紙ガーディアンの報道によると、両社は長期に渡り、アップルがiPhoneの基幹部分に用いた技術のライセンス料をノキアに支払うことについて交渉を続けてきたが、合意に至ることが出来ず、今回の提訴となったという。裁判の結果、アップルがノキアに対し、数千万ドル規模の損害賠償を支払うことになる可能性もあるという。
ノキアは、2007年に発売されたiPhoneの初期モデルから現行モデルにいたるまで、全てのiPhoneにおいて同社の特許が侵害されていると主張しており、「アップルはノキアの技術革新に『ただ乗り』している」と非難した。
しかし、この裁判が始まるのは2011年末以降と見られており、アップルは今後もiPhoneの販売および技術革新が可能。iPhoneの発売以来、アップルはスマートフォン市場でのシェアを伸ばしており、ノキアは今後も苦戦を強いられそうである。
なお、ノキアは15日、10年超来となる赤字決算を発表。一方のアップルは19日に、主にiPhoneやマックコンピューターの売り上げが好調で、47%の増益を発表していた。


















